フェリーニ節真骨頂感
世界観を創って映像に収めるという行為において、圧倒的にパーフェクトですね
ドナルド・サザーランドということで、英語なのか?としんぱいでしたが、イタリア語吹き替えでした
フェリ…
B級感漂うと見せかけてどう考えても高尚芸術の域にしてしまうこの奇怪な業はなんだね。ぶっ飛んだ美。
求めても求めても満ちることのない肉欲の旅、滑稽かな。しかしこれもまた性。
まあ総じてわけはわからんか…
フェデリコ・フェリーニ監督は、カサノバの自伝的な側面には興味を示さず、人工美の中に18世紀を再現します。
この「人工美」という映画の描き方と、多くの女性と関係を持ちながら、その性愛の果ての結末が極め…
学生時代の映画鑑賞仲間にはフェリーニといえば「道」や「魂のジュリエッタ」か「8 1/2」、「甘い生活」をあげる人が多かったのですが、私は「カサノバ」か「アマルコルド」がベストじゃないかと思っておりま…
>>続きを読む原作はジャコモ・カサノヴァ本人による自叙伝「我が生涯の物語」。
プレイボーイの性豪として有名なカサノヴァと彼を取り巻く女性達を描いたお話。
まあ、なんとも長いですね(笑)。
それでいてあんまり面…