このレビューはネタバレを含みます
21.3.28 TELASA 4.5
映画として考えると微妙なんだけど、ドラマ1話からリアルタイムで追っていると思い入れがあるしなんなら癖になってる。
製作陣が単純に映画というものが好きで楽しんでるんだろうな、と感じられる。
泥棒や旅人に「私もつれてって」とヒロインが言うのは古典(少しシチュエーションは違うかも)だが、それをヒロインとヒロイン(娘と母?)で行うのは洒落てるなと思った。
赤星という絶対に登場する敵も
ルパンと銭形のようで安心感がある。
なにも考えずに映画が好きという心を楽しませてくれるいい作品。映画も偽物。
日本アカデミー賞での長澤まさみさんのコメントは映画作りをする人間誰もに響いただろうし、竹内結子さん、三浦春馬さんへの気持ちでもあるんだろうな、とこの作品を見て感じた。