ゆいはん

コンフィデンスマンJP プリンセス編のゆいはんのレビュー・感想・評価

4.5
世界有数の大富豪フウ家の当主であるレイモンド・フウ(北大路欣也さん)が亡くなった。レイモンドは遺産に関する遺書を残しており、執事のトニー(柴田恭兵さん)は、レイモンドの子どもであるブリジット(ビビアン・スーさん)、クリストファー(古川雄大さん)、アンドリュー(白濱亜嵐)の3姉弟の前で発表したが、相続人は誰も知らないミシェル・フウだった。

コンフィデンスマン(=信用詐欺師)のダー子(長澤まさみさん)、ボクちゃん(東出昌大さん)、リチャード(小日向文世さん)の3人は、ダー子が助けたコックリ(関水渚さんを)偽のミシェル・フウを仕立て上げ、フウ家に潜入していく。

直前に前作の映画を鑑賞しておもしろかったのですぐさま鑑賞。今作もドラマ版に出演していた人物や小ネタが用意されており、ドラマ版を観ていたほうが楽しめる。また、前作の映画版から引き続き竹内結子さんや三浦春馬さんが出演しているので、映画版も観ておくとなおいい。

今回もどんでん返しありの展開だが、ダー子とコックリの関係性もこの作品の大きなテーマだと思う。一時の関係だが、ダー子からコックリへの愛をすごく感じた。コックリの幸せを心から願っているのを、ダー子からひしひしと感じることができ、最後にコックリがダー子に対して「おかあさん」と呼ぶシーンは思わず泣きそうになる。
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