Mypointofview

コンフィデンスマンJP プリンセス編のMypointofviewのレビュー・感想・評価

4.0
コメディ芝居として、学ぶべきところがたくさんあった。長澤まさみさんのコメディエンヌとしてのお芝居、正直好きだ。彼女から学ぶところは大きい。

中性的だが健康的な魅力が持ち味の長澤さん。今回はコメディエンヌでありながら、「母性」を二面性として出すストーリーで、これまた難しそうだったが、ダー子のかっこよさが出ていて、魅力的にキャラクターを作っていた。自分の生き方を見つめ、娘を送り出すシーンでは、母性と言っても男らしく背中を見せ送り出すもいう、そういう母性の表現で、母性というと女っぽく考えがちな、これまでの自分の人生の中で見てきたものでしか、アイデアを出せなかった自分の先入観に、役に限界をつけてしまったことを反省した。

他のキャラクターも、本当に素晴らしい作られ方で、コンフィデンスマンは前作観て、勉強しようと思った。

「私たちは何にでもなれる。
なりたいものになれる。
本物も偽物もない。
信じれば、それが真実。」

ダー子のこの言葉、エネルギーが湧いてきた。