フジテレビ系ドラマの映画化の悪いところがこの作品にも……とは感じるのですが(過剰にゲスト俳優を出してごちゃごちゃさせる)、そこも含めて脚本で逆手にとっている感じはあり、結果的には無難に面白いな、という感じです。
ただ、テレビシリーズや前回の映画より雰囲気変わってしまったなあ。なんというか内輪受けの雰囲気というか、他人のいる前で当たり前にダー子やボクちゃん、リチャードが親しげに会話をしたりだとか「いやそれはお魚を釣っている最中にいいのか?」という感じ。
とはいえゲストキャラのビビアン・スーは相変わらず美しいし、古川雄大、白濱亜嵐もいい味を出していました。
ラストのどんでん返しはさすが古沢さんの脚本でした!