Sachiko

花束みたいな恋をしたのSachikoのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます


もう最初からにまにましながら観た。

クスッと笑ってしまう麦と絹の
心の声がありすぎて(笑)

マスクしてなくて明るかったら
完璧に変な人だ。

にまにましてしまったのたは
言葉のチョイスが
いちいちツボだったから。

2020年から始まるが
一気に2015年に戻り
その頃の情景やエピソードが
いちいち心あたりがあった。

周りの若い女の子たちは
ピクリともしていなかったのだ
ある程度の年齢がいってないと
ピンとこないのかな?

でも、2015年だったら
若い女の子たちも生まれてるよね(笑)


やっぱり私的には
麦の変化が見事だったと思う。

最初は本当に可愛い少年で
大学生だったけど幼くて…

それがお父さんに仕送りを
止められてからの変化は
自分にも重ねてしまい
苦しくなった。


誰だって好きなことをして
生きていきたい。

でも、それでは生きていけない
ことを知ってしまう時期がある。

もちろん、好きなことをして
食べていける人もいるけど
それはほんの一握りの人だ。

映画の予告や番宣で流れる
映像をみて ただ2人が
いちゃいちゃする恋愛映画なら
観たくないなぁと思ったけど
やっぱり菅田将暉が好きで
観にきてしまった(笑)

そして、やっぱり菅田将暉の出てる
恋愛映画は一味違っている。

観て良かったと思う。


でも、あのラストに近い
ファミレスでのシーンを観て
誰もが、別れるって言ってたけど
え?やっぱり結婚するの?って
思ったよね。

結局 別れたけど。

でも、またいつかばったり出逢って
結婚するのかな?とも思った。

あの後ろ向きでのバイバイは
「バイバイ」ではなくて
「またね」「またな」に見えた。

続編があったら観てみたい2人。


追記。

映画の中で二回だけ
麦が絹の髪をドライヤーで
乾かすシーンが出てくる。

一回目の時は付き合う前
二回目の時は同棲中。

乾かし方が 全然 違う。

ありきたりといえば
ありきたりな演出かもしれないけど
そういう細かいところまで
演出されてるのがいいなぁって。

ふと思い出したので
書き留めておきたいと思う。
Sachiko

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