もえこ

花束みたいな恋をしたのもえこのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

いろんな共通点が見えて、偶然も運命に感じちゃって、どう考えてもこの人しかいないって思い込んじゃって、全部を投げ出したいくらい好きだ!ってなるんだけど、気がついた時にはなぜか修復不可能な場所にいる…っていう映画。

対比でいろんな段階のカップルが出てきたように思う。付き合いたてカップル、先輩カップル、新婚さん、バイト先不倫カップル、主人公の親、パン屋の老夫婦…。
パン屋の老夫婦の優勝です。登場時間は数秒だけど、2人揃って素敵な笑顔。

パン屋を経営していたのがあの2人だったのは、恋のゴール的存在感だからですかね…。

とはいえ私に共感できたのは、トラックの荷物を全部東京湾に沈めて新潟で逮捕される新潟出身の運転手だけでした。自分の感じたモヤモヤを完全完璧に払拭する、追随を許さない(法的にも)圧倒的な行動力。見習っていきたい。

唯一気になったのは、出会った日の時間軸です。
①明大前で終電を逃す(1時)
②終電逃した組でお茶をする
③居酒屋に移動
④カラオケに移動(これは明大前のカラオケ)
⑤調布駅まで歩く(約10km、時間にして2時間)

なのに菅田将暉の家に着いた時はまだ暗かった様な気がする。
もえこ

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