このレビューはネタバレを含みます
大好きなドラマ「最高の離婚」の脚本を手がけている坂元裕二さん脚本。
案の定好きな恋愛映画でした。
構成のところどころで坂元さんらしさを感じた。特に最後の「僕たち別れるんで」ってそれぞれが友人に話しているシーン。
あ〜〜!最高の離婚にもあった〜!って特徴的だった。
恋人との関係だけなぜ終わりがあるんだと不思議が尽きないけれど、"始める"というのは"終わりを始める"ってことだという劇中での言葉がしっくり来すぎて、だったら何も始めなくともいいじゃないかという気持ちと、それでも始めてしまう人間の愚かさと。
あと、「もうなんの感情も湧かないんですよ」ってリアルすぎて泣いた……
-0.9の要因としては、「サブカルチャー文化の固有名詞出しておけば君たち自分ごととして置き換えやすいでしょ?」みたいなとってつけた感があって、ちょっとくどかったかも笑
有村架純と菅田将暉という俳優の存在が大きすぎて、役に入り込みづらかった点もマイナスポイント