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花束みたいな恋をしたのRYOのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
5.0
『私に邦画の面白さを教えてくれた特別な一本。』

評価が高く期待して鑑賞しましたが、期待を軽々と上回り、今や私のベストムービーに外せない大好きな作品です。

好みは分かれそうですが、好きな人はめちゃくちゃ好きだと思います。おそらくですが、"恋愛映画"として観たら物足りないつまらないとなるのかな、と。恋愛映画じゃなく、"恋愛についての映画"として観ると視点や感想が変わるかもしれません。

冒頭のLRの話から始まり、対比や変化、人物の描き方がたまりませんし、カーテンのシーンだったり、じゃんけんの話だったり…と好きなシーン・演出が多すぎます。

主演のお二人の演技力、表現力も半端なくて何回観ても、あのエンディングで「あぁ…うちはこの映画が大好きなんや…。」となってしまいます。笑

これまで洋画ばかりを観て育ち、なかなか邦画の良さがわからなかったのですが、本作をきっかけに邦画の魅力に取り憑かれてしまいました…恐るべし…はな恋。

映画を観る際にストーリーや登場人物、演出など何に重きを置くのか、だったり、そもそもの感じ方が人それぞれなのは当たり前なのですが…、それでもやっぱり私はこの映画が大好きなんだと言いたい!笑 そして同じような人とこの作品を語りたい!
またこのスタッフで映画作ってほしい!大感謝です!

ストーリー5
登場人物5
台詞/言葉5
演出5
テンポ5
音楽5

合計30/30
平均5.0

※生涯ベスト級!
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