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花束みたいな恋をしたのmasoのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.3
私の学生生活とのちがい。ただ、花束みたいな恋をしたかしてないか。あ、あと、はい!UNOって言ってないから2枚取って〜って言ってるか言ってないかのちがい。

あ、あとほぼ毎日バイト
あ、あとは、この映画を観てるときの格好。鏡見たら、額に巻いてたゴムバンドの上に葛飾北斎の手拭いを頭に巻いてた。

終わってた。

訳もわからずスッと泣いてた自分がいた。
(自分の格好にもだけど、これは違うよ)
『はじまりはおわりのはじまり』
その一行のセリフで涙が止まらなかった。

あと海辺の菅田将暉がわたしにもどこか遠く感じてしまった。お弁当持ってきてくれるシーンね。有村架純の気持ちとは裏腹に、何も気にせず淡々と話し続ける麦。どこか行ってしまいそうだなってなった。

最後のファミレスのシーン、大量に涙が止まらなかった。前半ドキドキ止まらなかったのに、後半はただただ胸が苦しかった。

ツライのは一度でいいと思ってしまう私。
でも人はまた恋をする。君じゃない誰かに。

あなたが変わってしまったからなのか。
あなたが変わらないからなのか。
どっちでもないんだよね。すれ違いって何なんだろうか。こんなもんか。


最後のほうのソファで、タピオカを飲みながら有村架純が菅田将暉に言い放った一言が、わたしには衝撃的だった。ありがちなんだろうけどさ、第三者としてこの2人の関係性を客観的に身近にみてきてさ、え。ってなるわけよ。

今こう打ちながらちょっと、うわ。って冷めたから、0.1評価下げて4.3。有村架純のせい。有村架純というか、その役ね。

こんなもんか、こんなもんなのか。
てオチ こんなもんで済ましちゃう自分のかなしさ。笑

はるのかっぜっを〜
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