わりとどこにでもあるような恋愛を
リアルに描いているので、
共感する人が多いのも頷けます。
うんうん
恋の始まりって、こんなんだった。
終電の時間が気になるけど、
終電が行ってしまえばそんな想いは吹っ切れて
さぁ、朝まで何しよう?に切り替える感じとか。
なんてこと無い会話が楽し過ぎて、この夜が終わらなければ良いのにっていう感覚とか。
付き合い始めて一度は二人で堕落しちゃう感じとか。
相手へのちょっとした不満や寂しさが鉛のように心に積まれていく感じとか。
特に具体的なエピソードが思い出されるわけではなくても、
どこか自分も経験したことがあるような気持ちになる。
そんなシーンが多過ぎて。
すれ違っていくところなんかも、
『あーーーーーー、わかるわぁぁぁぁぁぁ…』でした(笑)
それにしても
〝有村架純”と〝菅田将暉”なのに、
こんなにも普通っぽいカップルの空気を出せるんですね(笑)
何気ない会話も耳心地が良かったです。
後から知ったのですが、坂元裕二さんの脚本だったのですね。
なるほど、ナットク。
自分の過去を懐かしく振り返るように、
時々この作品を振り返りたくなる気がする。
きっとまた観ます。