レナ

花束みたいな恋をしたのレナのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

前評判が良く、期待値が高すぎてしまった。
坂元裕二はやはり恋愛ドラマは、出逢いから終わりまでを描きたく、俳優には想いを歌に乗せて歌わせたい。
だから二時間では足りないのだと思う。
というか、2時間で終わらそうとして逆にダラッとしたところがチラホラ。
初恋の悪魔がすごすぎたから、感情が揺さぶられなかったのかもしれない。
映画の脚本ではなく、やはり連ドラの方が素晴らしい。

あとどうしても有村架純さんと菅田将暉さんが恋人に見えなかったのは何故だろう。
物理的に距離が近くなる度にお互いに緊張が走ってるように見えた。特に最後のカラオケとかは抱き寄せた時、四年付き合って空気になった感じじゃなかったなぁ。
コントが始まるの時は、恋愛になりそうなのを必死に菅田将暉が止めてる感じだったように見えたけど。

唯一趣味が合わなかったラーメンは、オダギリジョーだったか。こういう伏線は面白いのだけれど。
あと豪華俳優のワンシーンワン台詞は普通に羨ましい。

坂元裕二は毎日日記を書いてるか、その年に起こったこと、自分が印象に残ったことは必ずメモしてるのだと再確認した。
レナ

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