Tsuneno

花束みたいな恋をしたのTsunenoのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.1
仕事を持って変わっていく菅田将暉の様に背筋が凍るようなリアリティがあり、若かった時のことを思い出してしまう。
自分の中から急激に瑞々しさが無くなっていき、それを納得させるようにこれが人生だこれが人生だと自分に言い聞かせながら菅田将暉はパズドラをやり、昔の俺はモバゲーをやった。
歳を取るとそういうものとの付き合い方も覚えていったが、代償に音楽を聞いたり小説を読んだりという習慣は彼方に置いてきてしまった。

そう。この映画のラストのように、すべては良い思い出です。
Tsuneno

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