花束みたいな恋をしたのsakuraのレビュー・感想・評価

お金を稼ぐことで絹を幸せにできると思っていたからこそ麦は自分の好きなことや理想を犠牲にして就活に取り組んだ。
一方で絹はお金なんて大切じゃなくて、自分の好きなことに忠実な麦とふたりの時間を過ごしたかった。
双方のお互いを思う気持ちと理想がだんだんすれ違っていく
大学生はただお互いのことが好きだけでよかったし生活もできた
でも、やっぱり社会人になるとそうはいかなくなるのかな
どんどん現実的になって、おもしろくなくなるのかもしれない。
エリクソンのいうモラトリアムが加速した作品。