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花束みたいな恋をしたのumiのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
2.1
どちらかというと絹側に重きをおいて語られているし、麦のいいところがあまりにあまりなくなったいるので、ひたすら絵になる退屈な別れ話がうつろっていくのをみていた。

散りばめられた共感の小道具(今村夏子、宝石の国、京王線沿線の暮らし)に引っかからないでふたりをみるのは試練だった。

これは親側の経済状況、ブラック企業、将来への不安、先輩の死が麦を蝕んでいって、カップル間の収入源格差により恋愛問題が労働問題にずらされていくお話なのでは。

有村架純の髪型を飾る小さい顎が最高なのはいうまでもない。
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