lol

花束みたいな恋をしたのlolのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

3,4(?)年ぶり。上映の時、高1,2(?)以来。
綺麗な対比が繰り返される映画。すべてのシーンが伏線のようになっているんじゃないかと喰い入るように見てしまった。

等身大の大学生、大人の苦悩。大学生の今見るからこそ当時とは違った感想がいっぱい出てきた。

自分も"じゃあ"が口癖になってしまう時が来るのかもしれない。絹ちゃんのように"じゃあ"に流されない人を恋人にしたいな。

最初はぶつかり合って恋人の形になって、でも最後は運命の悪戯なんかじゃなくて、互いが諦めて理解することができない相手、ぶつかり合うことなく、変わろうとしない相手を逃げるようにしてすれ違ってしまったように見える。切ない。
別れる直前に2人の思い出を語るシーン。好きじゃなくなってもあの頃の思い出の尊さは変わらない。考えて、考えて、考えて、自分があるべき姿、ありたい姿を求めて現実とのギャップに苦悩する姿。共感できすぎる。

最近になって少しだけ自分の将来の姿を想像できるようになったけれど、好きなことを仕事にして食って生きていくことはほんと一握りの人しかできないんだとようやくわかってきた。小さい頃はプロ野球選手になれると信じて生きてたのに。
大人になって自分が我慢してやらなければいけないことを少なくするため今頑張りたい。

絹ちゃんがお酒飲んで社長に絡んで言い寄ったところだけは信じられない。


こんなポエムな文章、気恥ずかしいから知り合いに見つからないといいななんて願っとく。
lol

lol