自分は、出会いは別れの始まりであり、恋愛にゴールはないと思っている。
だからこの話に、他の人が言うような恋愛の残酷さは感じなかった。
素敵な出会いから始まり、楽しい日々や記憶を共に築いて別々の道へと歩む。
お互いにいい思い出だけを握りしめて、恨みっこなしで前へと進む、とっても美しいお話だと思った。
ストーリとは関係ないけど、冒頭の「映画とか見ます?」にリーマンが返した、「結構マニアックって言われるけどねー、ショーシャンクの空にとか!」ってセリフで、あー、この作品好きだわーーーって思い。
好きな言葉は「バールのようなもの」で爆笑し。
「信号はなかなか変わらなかった。」
「押しボタン式だった。」のあたりには、映画の世界に引き込まれてました。
言葉選びのチョイスがとっても好みでした。
まあ、あれだ。
こんな感じで始まる恋愛を最近できてないので、いいなぁーって思ってみてました。
以上っ。
2024/15作目