若者だった頃の恋を思い出した。
恋愛は両者の価値観が大きくものをいうもので、それによって一緒にいたり離れたり、今や将来に対しての考え方が変わったり。思い返せば、振った時もきっと振られた時も、こういうことが原因だったんだなぁと、みんな同じように恋愛をしているんだと思わせてくれるお話だった。
菅田将暉さんは嘘偽りなく、そこに相手との関係性と血液という時間を流せる才能があるように感じた。
有村架純さんはウケ芝居やリアクションが上手い。
彼らの作品をもっと観たい。
そして坂元さんの今回の脚本は、昔どこかで自分もそうだったように、そして今はそれを失って懐かしいものになっているからこそ、愛おしく、こんな恋愛がしたいと思わせてくれた。
その一瞬一瞬を体感させてくれた有村さんや菅田さんの力量も学ぶことがたくさんあった。