この作品を
多くの大人が観た時に感じる
「身に覚え」が
最大の魅力なのでは。
細かなディテールは
一旦置いておいて
そこはかとない
「なんだか自分にも似たような…」感よ。
いや実際の人生において
映画のような出逢い方は
していないにせよ、
なんなら
映画の中のような恋人との時間自体
はなから過ごしてなかったにせよ、
人の（少なくとも私の）記憶は
ある程度都合良く上書きされ、
なんとなくの「身に覚え」を感じながら
観られた訳です。
（もはや想像の域かもしれんが…
それでもいい。）
当然、
「んな訳あるかい」と思う点や
恥ずかし過ぎて身悶える場面もあるが
それ含めて楽しめた。
まるでダメって方もいるのは
理解できるが
個人的には
激しく好きな作品であります。
おじさんだって
たまにはキュンキュンしたいさ。
現場からは以上です。
