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花束みたいな恋をしたのAIのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

天竺鼠のライブを逃し、終電を逃し、運命的な出会い
から始まった2人の5年間。

押井守や今村夏子、天竺鼠にきのこ帝国、下高井戸シネマにゴールデンカムイなど、若干マニアックな映画や作家、音楽やゲームが一緒だった麦と絹。

話し始めれば尽きる事のない2人は恋に落ち、同棲生活を始める。
絹は就活を始めるが、自分のやりたい事じゃないと気づき、イベント会社で働くことになる。
麦はイラストで食べていこうとするが、好きなことより現実を優先し就活を始め、会社に勤め営業課で働き始める。

二人の生活が交差するなかで気持ちも分かり合えなくなっていく。

ラブストーリーというよりも現実的な物語で、共感できる場面が沢山ある。

恋愛と結婚はこんなにも違うのかと悲しくなってしまう。

私が一番共感したのは、
「トーストを落としたら、必ずバターを塗った面が下になって落ちる。」ということ。
これはずっと前に神様メールという映画を観た時に全く同じことが出てきた。
この世の決まりとして、出てきたのだ。それは本当に衝撃的に面白くて、共感できる事だった。
この作品でもまた共感してしまいました笑

切なくて、泣き泣き。
そして多摩川が見える部屋に住みたい!!
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