シンガポール産!クズ男粛清ポンティアナックホラー!なんか最終的にいい話みたいになってたけど、全然いい話じゃないよ!なんだこれはぁ、
インドネシアやマレー半島の伝承おばけポンティアナック。妊娠中に死んださ女性は吸血鬼になって生き残った男に復讐するんだとか……。
そんな伝承の映画化なんだけど、そもそもポンティアナックに縁もゆかりもない私にとっては、マレーシアの村ってなんか綺麗でカワイイ!ってくらい。
ポンティアナックについて簡単に調べてみたんだけど、彼女たちは内臓をすすったり、チンポコを引き抜いたりと、文字通り男性の股間を縮こませるようなお化けなそうな。
今作『ポンティアナックの復讐』では、そんな描写はなくなんというか普通に呪い殺しに来てて、老若男女問わず震え上がらせる!!
で、そんな妊婦お化けになるくらいの未練を抱えて死んだ女性に狙われる主人公一行はそりゃあもう擁護できないクズを働いているわけでして、ウワー!サイテー!これは殺されても仕方ない!って気持ちになるわけなんです。
案外やばい事件を起こしてものうのうと生き延びてる人は結構いるんじゃあないかなぁとか思うと、ポンティアナックとかそういう伝承が生まれる理由もわからんくもないよね。
なんて、ポンティアナックっていう設定だけについて書いて、映画の内容にはほとんど触れてないんだけど、なんといいますか、、視覚的な顔面ホラーを勝手に期待するとちょっぴり痛い目にあうかも。
これでいいのか!って感じのエンディングには国民性のギャップを感じてしまうわけで、何と言っても見るからにヤバい除霊師が出てくるんだったら除霊バトルを見せてくれれてのいいじゃない〜って消化不良な気持ちになってまう。
でもでも、そのポンティアナックになった経緯やら、ポンティアナックサイドの心境とかをすげ〜丁寧に描いていてこわ〜!とか思いながらミンティアをかじっていた次第でございます。