フロッグのダイナのネタバレレビュー・内容・結末

ストーリーの意外性は期待を上回ることは無かったものの、前半・後半で視点を変えた一捻りした構成は良かったです。恐怖が快感に変わるほどの意外性は感じず。伏線が丁寧すぎたのが個人的に予想がつきやすかった要因なのかもしれません。屋外のダイナミックなショット、室内アングルの手数が多いカメラワークは良かったです。

誘拐されていた元少年が怯えていたのはグレッグだったという面白いポイント。ガッツリ顔覚えられてますやん。犯人と指摘することができない暗示でもかけてないとノコノコ会いに行けないと思いますが。スケープゴート逮捕の時に言えなかった罪悪感（そもそも立ち会っていないのだろうか）とか報復を恐れていたのだろうか。

最後の回想の見せ方、大どんでん返しあるかと思ったら普通にグレッグだったという。ここのじわじわした映し方は「と見せかけて〜！？」のフリだと勝手に期待していましたが残念。