ねこねここねこ

すべてが変わった日のねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

すべてが変わった日(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、役者の演技は上手いんだけど、ダイアンレイン演じる主人公には違和感。
不慮の事故で亡くなった息子が残した嫁と孫。
孫は可愛いみたいだけど、嫁とそこまで仲良くしてたわけじゃない。嫁の再婚相手がDV男だったとしてもそこまで干渉できるのだろうか?
嫁の心配よりとにかく孫はくれって、来たかったらあなたも一緒に来てもいいって、おいおい母親だよ?何言ってるの。そりゃ嫁も子供だけ奪われる感じになるよね。

そしてDV男の家族がなんでそんな権力あるのか謎だけど。

挙句途中で知り合った世捨て人的な青年ピーターの家に一緒に住む算段を勝手にしたり、嫌がるピーターを無理やり同行させたり、このピーターの立ち位置もいまいち不明。最後もう用済みって感じで、いやいや一緒に住もうってことにはならないのかーいって突っ込みたい。

2時間半飽きずに観られるけど、いまいち主人公の気持ちには賛同できない。
可愛い孫と、そこまで気心知れた感じのない嫁は戻ってきたけど、この嫁がまた再婚したらどうなるのかなぁ。
そしてこの2人を取り戻すために大きな犠牲になった、ケビンコスナー演じる夫を失ってしまった。これは果たしてハッピーエンド?

全体的に主人公に振り回された夫にしか同情できないけど。

評価としては、うーん、ま、3点が妥当かな。
それにしてもケビンコスナー、年取ってもいい味出してるね!