いかにもアメリカという作品。
序盤、年齢を重ねても魅力的なケビン・コスナーとダイアン・レインを素敵だなと思っていたのも束の間、ダイアン・レイン扮するマーガレットに徐々にイライラが募ってくる。
異性の孫を溺愛しがちな祖父母という系図は万国共通らしい。
終盤はスリラーというよりホラーだったけど、攻めも受けもスキだらけで何だか緩い西部劇のようでもあった。
でも本先のおかげで昔ハマって観ていた『ヤングガン』辺りを懐かしく思い出した。
そう言えば、ああいう一族は普通にいたな、と。
ウィーボーイ家側から見れば、マーガレットもブランチ同様行き過ぎたおばあちゃんに変わりはない、という見方も出来るなと思った本作。
何故こんな邦題をつけたのか、意図はさっぱりわからないけど。