このレビューはネタバレを含みます
原題はLet Him Go
1960年代アメリカのノースダコタ州を舞台にしたサイコスリラー。
落馬事故で息子を失った元保安官のジョージ(K・コスナー)とマーガレット(ダイアン・レイン)老夫婦が自分の孫(と義理の娘)を再婚相手のヤベー家族から勢い任せで取り戻そうとする話。
おっかねーボスママのブランチ(レスリー・マンヴィル)率いるウィボーイ家の異様さもさる事ながら、マーガレットの孫への執着心も正直怖くて共感はできなかった。
終盤のウィボーイ邸での怒涛の展開には笑っちゃったけどテンポよく死人が増えて色々スッキリ。
ブラックリッジ夫婦がショットガンの弾倉を確認するシーンに制作のこだわりを感じた。
完全に巻き込まれ役だったピーターが少し不憫に思えたし、手斧で指を切り落とされ、最後には命を賭してマーガレットの行動の後始末をしたジョージがいちばんかわいそうなのかも？
前情報無しで観たので結構ハラハラできました。おすすめです。
2023 #19 字幕
