ビル・スカルスガルド目当てで鑑賞。
永遠の未知の世界
人は死んだらどうなるのか。
あの世の荒野の世界に住み、一人孤独にブラウン管から人々の人生を覗き見る男。彼は魂の選考人。
9日間をかけて新たに生を受ける人を選んでいく。
広々とどこまでも続く青い空の下何も無い地上を歩くシーンがそれだけで美しく、人生の苦さと素晴らしさが音楽と映像に詰まっていた。
選ばれなかった魂は消えていくけれども、もしも生まれていたら味わいたかった瞬間を擬似体験出来る贈り物は号泣してしまった。
じんわりと静かで観念的な作品なので人を選ぶかもしれない。
ちなみにビルは選ばれる側。