木靴の樹の作品情報・感想・評価

木靴の樹1978年製作の映画)

L' ALBERO DEGLI ZOCCOLI

上映日:2016年03月26日

製作国:

上映時間:187分

ジャンル:

3.9

あらすじ

『木靴の樹』に投稿された感想・評価

20代の頃に銀座文化劇場で見た記憶がある。35年以上経っているからほとんど忘れていたが、表題につながるラストだけは鮮明に覚えていた。DVDのせいか画像が暗くて何が映っているのかよくわからない上に、ネ…

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アートの感性に疎いから自分は「1900年」の方が好き←
映像の美しさが褒められてるけどみんなBlu-rayで観てるのかな??自分はDVDだったからか綺麗な映像だなって思う箇所が一つもなくて、作品の旨…

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ミネク少年の眠るベットの枕の白さ。それらを優しく包み込む光。

アグファカラーと自然光によって撮られた本作。農業を営む四家族が暮らす家の俯瞰のショット。夜明け前、家の周りは霧が立ち込める。この色調と…

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ネオレアレズモというよりより土着的なものがまざまざと映されていてヨーロッパの風土からくるキリスト教の受難感が強い印象
sho
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リアルな農民の生活を描きながらも、ドキュメンタリータッチにはせず、固定カメラ、ロングショットを交えて描く。鶏の頭部を切り通したり、豚を解体したり、今じゃ撮れないだろうな。

19世紀末、北イタリアのベルガモを舞台に、とある農場で暮らす人々の牧歌的で慎ましい生活風景を描く。
現地の風土と映像からは、ミレー(ミレイの方じゃないよ)の名画たちのような、非常に素朴で絵画的な印象…

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玲
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絵画の陰影の感じって自然光のものだったのねあらためて
今週みた裸の島、山椒大夫、この木靴の樹、なんか労働、営み、搾取、やりきれなさとやるしかなさそのあたりのかんじ、たまたま共通しすぎてて。。人間。。
エルマンノ・オルミ監督・脚本・撮影。オルミがネオレアリズモを継承していることを示した最高作。農民の家族の暮らしを克明に描いて、その厳しい映画文法はブレッソンを想起させる。
南街文化にて。

長すぎて、何度もTRYするんだけど途中で飽きて😪💤となってしまう芸術大作。たしかに素晴らしい映画だとは思うけど、ここまで画面に抑揚がないとさすがにギブアップする。アンゲロプロスの『旅芸人の記録』です…

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19世紀末の北イタリア。小作農が慎ましく敬虔に生きている。子どもの木靴の補修のために地主の木を1本伐採したことで農地を追われる。

地主は収穫の2/3をも手にしながら小作人への扱いはグリード。人権も…

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