『ワンスアポンアタイムインザウェスト』に続いて劇場で鑑賞した。最近になって大好きになったこの大傑作を大スクリーンで観られたこと、至極幸せ。初のタランティーノ作品劇場デビューでもあった。映画の真髄が全て凝縮された夢のような空間。3時間弱の尺が爆速で過ぎていく。栄光、斜陽、再生、友情、愛、狂気に満ち溢れたこのハリウッドのユートピアにいつまでも身を委ねていたい。レオとブラピの絆は最強で最高。狂おしいほどの愛が止まらない。シャロンテートの悲劇を清々しいどんでん返しへと変え、別の世界線を創出させた監督の心意気に合掌。この先何度でも観ていきたい素晴らしいが過ぎる作品。ウェストとともに映画館で体験することができて濃密すぎる映画時間となった。感無量である。
エクステンデッドバージョンということもあってどんな未公開シーンがあるのかとワクワクしていたが、開幕前と閉幕後にタランティーノの悪戯心満載の映像が流されるだけであったので苦笑するしかなかった。あれは別にいらんわ(笑)。
(評価は通常版の方に記載)
