追加シーン目当てよりも、もう一回あの二人に会いたいという気持ちが大きくて行きました。追加シーンは何というか、タランティーノらしいというか。やっぱりハリウッドが大好きで、死ぬほど映画観まくっている人なんだなぁと実感。徹底的にしゃぶり尽くさないと気が済まないんだろう。でも、あの人の迫真の演技が見れたのは大満足です。
この映画は、本当にディカプリオとブラピの演技とキャラ造形に惚れ惚れしちゃいますね。リック・ファッキン・ダルトンのトレーラー反省シーンは痛々しいけど親近感沸きまくりだし、反省後の演技はリックとしてもディカプリオとしても最高オブ最高。一方でブラピは終始怪しいし、倫理的に全く正しくない男なんだけど、ひたすらセクシー。脱ぐ必要がないのに脱いでくれてありがとう。犬との友情も、最後のトリップ演技もすっげー上手い。最高のブロマンスだと思います。超目の保養。
余談として、この前に『マインドハンター』シーズン２を見ておいて良かった。チャールズ・マンソンを同じ人が演じているんだけど、その辺りの問題へのアプローチがフィンチャーとタランティーノで180度違うのが滅茶苦茶面白いです。
