このレビューはネタバレを含みます
観る前は正直こすいなと思ってました、10分だけなんで。帰る頃にはタランティーノの愛に包まれてました。すいません。
正直なところプラス部分はソフト化されたら特典映像として収録されてそうな類のやつやけど、これを劇場で観ることにかなり価値がある。
だって『グラインドハウス』の手法やん。世界観にのめり込んじゃうやつやん。楽しいやん。最高かよ。
レッドアップルは、出演する筈だったバート・レイノルズをシャロン・テートと同様にその時代の生きた存在として映していて、口角は上がるのに目元が潤んだ。
後のディカプリオにも繋がってくるし元から入れておけばよかったんじゃないかな?
チャタヌーガは、初回鑑賞時に美味そうやし、ひと缶ずつ千切って飲むのがブラピ補正込みでカッコ良かったからじっくり観れて良かった!
残り2つは中身にしっかり絡んでくるから、劇中劇の内容も覚えとかないと。
あと、ジェシー好きか『ゾンビランド』好きならピクッてなるね。
後半のはちょっとだけ蛇足感も否めないけど、それ自体の質がタランティーノやから気づいたら終わってくれるな!ってなってた。
タランティーノの今回追加されてたような映像だけ垂れ流しで耐久レースとかしたいな。知識足りんくても絶対楽しい。
このバージョンも今後劇場では観れなくなるのは勿体無いな。
てか、ついでにどっかで『グラインドハウス』やってくれませんか〜〜?