Akirajiisan

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/エクステンデッド・カットのAkirajiisanのレビュー・感想・評価

4.5
高得点です。
レオナルドとブラット、の二人をたっぷりと三時間近く楽しもう。もう二人とも円熟期に入ってるし、見事!
映画の最初から最後まで、ほとんどの画面に二人が写ってるし、他の出演者はもはや、要らない程に二人が中心だよね。
そしてそれを、自らも二人を愉しみながら、後ろで糸引くタランティーノ、だから、長編になっちゃたよね。タランティーノも楽しかったろうな。
最後には、タランティーノ得意のバイオレンスを入れて、私たちも満足です。
タランティーノの面白いシナリオを期待する人はちょっと肩透かしかな?
このシーンは、別に内容的には必要ない気もするけど、監督の自己主張でしょう。(見てる人も満足しないし、)
内容は男二人の、もはや、友情を通り越して共同体になった二人のハリウッドでの一時の話。
男にはこんな友情とか「愛情」とかを通り越した関係のやつが居るんだよね。多数は要らない、決まって一人なんだ。
この映画の二人の関係も素敵です。
それと、監督の好きな時代の好きな映画へのノスタルジー、かな?監督には本格的なコテコテの「マカロニウェスタン」を撮って欲しいな。(ブラビはマカロニウェスタンに似合いそうです。)
Akirajiisan

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