今では刑事アクション映画の定番でもある劇場型犯罪を交えた警察組織というより正義そのものへの挑戦モノ。本作はその元祖であり頂点ではないか?
事件を介し捕まるか捕まえられるかで争う定番のサスペンスとは違い、互いの存在を賭けた殲滅戦的な雰囲気がヒリヒリさせる。次第に追い詰められ動けなる警察組織の中、唯一動き続ける主人公。ここに最高のカタルシスがある。今ではダークナイトモノとして様々な作品で模倣され続けているがそのほとんどは本作品ですでに完成されている。やはり元祖であり頂点だ。
字幕が入っているからなのか保存状態の問題なのか35mmだけど画質はイマイチでした。でもビックスクリーンで観れたってのが最高でした。