サトシ

ダーティハリーのサトシのレビュー・感想・評価

ダーティハリー(1971年製作の映画)
3.7
ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演のクライムアクション映画。

舞台はサンフランシスコ。
ホテル屋上のプールで泳いでいた女性が、何者かによって射殺されてしまう。
捜査にあたるのは「ダーティハリー」ことサンフランシスコ市警察本部捜査課のハリー・キャラハン刑事である。狙撃地点に残されたメモで犯人はスコルピオと名乗り、市警察に10万ドルを要求し、応じなければ、次はカトリックの司祭か黒人を殺すという。
市警察は支払いを拒み、次の犯行を防ぐために市内の高層ビルに多数の警察官を配置するが、警戒中のヘリコプターが不審人物を発見するが、犯人を逃がしてしまい犯行がおこなわれてしまう・・・。


【キャスト】
ハリー・キャラハン刑事:クリント・イーストウッド
アル・ブレスラー警部補:ハリー・ガーディノ
スコルピオ(サソリ):アンディ・ロビンソン
チコ・ゴンザレス刑事:レニ・サントーニ
フランク・ディジョルジョ刑事:ジョン・ミッチャム
マッケイ本部長:ジョン・ラーチ
市長:ジョン・ヴァーノン
ラッセル夫人:メイ・マーサーなど。

ダーティハリー1作目を覚えていなかったので鑑賞。
時代からちょっと画面が暗いので観難いシーンがあるのが難ですが、アクション映画として楽しめます。
1971年の作品で、クリント・イーストウッドは当時41歳で若いですね。少しヒュー・ジャックマンに似ていて、表情、セリフの太々しさが何ともカッコ良いです。銀行強盗の犯人を一般人がいてもお構いなしに拳銃をぶっ放し撃ち殺すシーンは決まっています。相棒チコ・ゴンザレスと組むように言われ抵抗すると思いきや仲良くしていたのが意外でした。
悪役がどこまでの悪かで面白さが変わってきますが、スコルピオは知能犯で一筋縄ではいかない悪役で、情け容赦しなくて良かったです。こうでなくては面白くありません。
警察バッチを池に投げ捨て罪悪感から後悔している所も人間味があり人気になる訳です。続編も観たいですよね。
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