いののん

ダーティハリーのいののんのレビュー・感想・評価

ダーティハリー(1971年製作の映画)
4.3
さて、そこで問題です。
変態ストーカーは、以下の2人のうちの、どちらでしょう-か?(注:ストーカーというものは往々にして変態です)


変態ストーカーは、
A警察官のハリーだと思う人?
Bそれとも犯人のスコーピオだと思う人?




答えは、・・・・・・悩みます。
どちらかを選ぶなんて、アタシ、出来ませんっ(凍)!





初観賞
Timelineで知ることとなった作品。多くの素晴らしいレビューを拝読し、遅ればせながら、ようやく観てみようと思った次第。もう既に素晴らしいレビューがあり、それが、映画自体の格好良さと相まって、もう私の言えることなんてないのでごわす。


最初のプールでの美女の水着も黄色。始まりも終わりもクレジットは黄色の文字。スクールバスも黄色。その黄色に対して、サンフランシスコのからっとした空の青さ。漆黒の闇。その対比がとても美しい。


なんか突然うつる、どっかの上にいるハリーのドヤ姿。列車が過ぎると突然あらわれる、ウエスタンのチャールズ・ブロンソンみたい。格好いい。早撃ちも台詞も見事としか言えない。JC大先生のような、“それが何か?”感、ハンパないっす。


およそ50年前に製作されたとは思えないほど、何もかもが色褪せてない。まるで、今日起きた出来事と言ってもおかしくないくらい。


チコの婚約者とハリーが喋りながら階段を降りていく構図なども美しくて、いよいよ私も次の段階、構図フェチになってまいそう。いやいや、どんくさいのでそれはやっぱりないな。ないです。すみません。もっかい出直します!
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