私はねもうほんと嫌ですよ。
物語の根幹に関わる重大な内容とはまったく違うところで、突然親や家族が喧嘩し始める物語は本当に嫌です。
物語の進行上の流れとしてもギクシャクしてる。
サスペンス風味を出したいから「お前が連れてきた」みたいな責任転嫁を言うけど、物語上は来たいから来てる。
別にそういう誘導や策略があったわけでもなんでもない。
人物が一貫していないから単に喧嘩したくて、罵りたくてという能動性を感じて嫌だわもう。
それにしたってもうどいつこいつもといった具合で、なんなんだ。
しかも監督が仕掛けたかったであろう展開を、サスペンス風味出したいがために監督が自ら潰してるんだもん。
一体どうしたのかと。
いやこれに関しては今までの映画体験という情報があるから仕方ないにしても、これじゃあミス・ミスリードだよ。
明かされない謎や違和感もいくつかあって。
何かしらの教養や考察が必要で、それがあればハッキリする内容のものもあるかもしれないけれど、
そこまでする気力はこれを観終わった私には残されていないよ……。
ちょっとごめんね、休憩しないと…。酸素…かな、それで吸引して落ち着くから、それじゃ……。
