ジワジワ良さが沁みる映画。
ジャーナリストのジョニーは子供達にインタビューをする仕事をしていてあるきっかけで甥っ子ジェシーと少しの間生活する事になる。
学校を休んでおじさんと生活を共にするこの時間は、ジェシーの成長過程やおじさんの今後の人生にすごく影響するんだろうなと思った。
2人の関係性の変化や気づきが面白かった。
大切なものはなんだろうと考えた。
劇中にインタビューされる子供達の言葉の重みがすごい。演技に見えないけどあれは演技なのだろうか。
子供の方が案外冷静で周りが見えているのかもしれない。
大人は昔子供だったのに、経験を積むと物事を純粋な目線で見る事を忘れがちになる。
ストーリーと直接そこまで関係はないけど地球が滅びる可能性があるという発言もあった。現実を考えながら生きている今の子達。自分は子供の頃そんな事想像もつかなかったな。
白黒がとても良くて、情報量が少ないからか内容がダイレクトに入ってきた。
その日にいい映画だなと思ったけど考えて噛み砕いて改めて良いなと思った深い映画。
