鑑賞後のふわふわとした多幸感、よかった。
「人生は思いもつかないようなことが
起こるから、とにかく進むしかないんだ、
前へ前へ」
これをすでに理解しているジェシーなら
大人になっても大丈夫だし
その言葉を聞いて勇気をもらえた。
倒れたジョニーを母親のように介抱したり
我儘が過ぎると本当に憎たらしく見えたり
子供らしく寂しさを涙ながらに表現したり
ジェシーがどこまでも魅力的で可愛くて。
仕事柄か過去の傷からか
自分の感情や気持ちを
うまく表現できないジョニーは
大人なら誰もが共感できる。
そんなジョニーがジェシーと
真正面からぶつかる姿に応援してた。
恐れずに本音で向き合わないと
深く理解することは難しい。
子供達のインタビューは
本当にインタビューしてる（らしい）から
リアルな言葉が印象的だった。
現実的に将来を悲観する部分もあれば
希望を持っている部分もあって。
肯定も否定もせず、無理強いもせず、
そのまま受け止めてくれる
インタビュアーたちが素敵だった。
きっと子供達の言葉に子供以上に
学べるところが多いんだろうな。
いい仕事だなあ。
モノクロで温かい映像が
心に深く染み渡って心地よかった。
街の音もクラシックもポップスも。
エンドロールは街の音をBGMにした
インタビューなのもかっこよかった。
これは再鑑賞しても見逃せない。
追われるように日々を過ごしている時に
心の休息でぼーっと見返したいな😌
