“子供から教えてもらうこと”
自分が辿ってきたはずなのに、自分にだって子供時代があったはずなのに、子供にふと気付かされることがある、、、
そんな映画だった。
あまりにも自由奔放で素直で無垢で、、思い通りにならない存在。無限大で、何者にもなれて、愛おしくて、脅威にすら感じた。
ホアキンフェニックスってなんでこんなに良いんだ、、もう完全に私はこの人の虜。男の子役もすんごい良かった。二人とも声のトーンとか英語の発音？くせ？とかさえ、惹きつけられた。
そしてため息が出るほどの、この映像美。音楽。
光が綺麗すぎた。
モノクロなのに鮮やかで、なんで？
一つ一つのシーンが本当に美しくて。光の差し込み方とか構図とか丁寧だな、、と思った。
ニューヨークの街並みの映し方も、等身大の美しさ。ドキュメンタリーっぽい映し方ももう全て良い。
あーーーーー映画館で観たら良かったああああああああああ（ ; ; ）めっちゃ良い、、映画館で観て、この映画に包まれたかった、、、素敵すぎる、、からのA24、、、もう最高やん、、
言葉で言うのは難しいけど、めっちゃ良い。ラストも良かった。
カモンカモン
未来に何が起こるかなんて子供にも大人にもわからない。思いもよらないことに限って起こる。だから、先へ先へ。前へ、前へ、、、
何故だかわからないけど、なんとなく希望をもらえた気がする。
あくまで個人的解釈だけど、白黒の理由↓
私たちは世界を色付きでしか見られない。白黒の、引き算のこの美しさで見ることはできない。なんか、子供の見る世界と似ている気がした。
あまりにも知りすぎてしまっているのかもしれない。あまりにも見えすぎているのかもしれない。
白黒が美しすぎて、こんな風に自分の目には映らないことが物悲しくなったから。何となくそうかなと、思っただけ。
