NYに住むジョニーは妹に頼まれて数日間甥の面倒を見ることになる。多感で幼稚と自我が混雑している9歳のジェシーにお手上げ状態.. ですが一緒に時間を過ごすことで子供の面倒を見る意識から一人の人間と向き合う意識へ、そして彼との対話から塞ぎ込んでいた過去の傷を受け入れていく心の変化に涙が止まらかった...
自分に当てはめて考えると、両親が不安要素を感じないように育ててくれたことが今の私の原動力だと思う。今でも帰る場所があると思えていることも。とはいえ近すぎるとしんどくなるし、お互いの全てを知らなくてもいいとも思っている。
ジョニーはジャーナリストなので移民の子供達に未来についてインタビューするシーンがあります。彼女達は素晴らしい返答をするのですが、移住を経験しているということは自分の現状を理解していて、既に自分の人生を考えたり、自己理解に時間を使っているから意思を持った返答になるのかもと考えました。（もしくはアメリカだから？）
劇場で観たらとんでもなく泣いて集中できなかったと思うから、家で観てよかった。私の周りの人達がこの作品を観てどのように感じたか聞きたい！
