英語は第一言語じゃないから、洋画を観る際は字幕に出てきた言葉に頼るしかないけど、これに出てくる2人は言葉が分からなくても観てるこちら側に関係性が伝わってくる。
どれだけやり取りをしたか分からないけど、奇跡の2人。ジェシーの天才子役っぷり(もはや演じてる境界線も曖昧)と、そのジェシーに向けた優しい眼は親以上のそれを感じるホアキン演じるジョニー役。
もちろんA24よろしく、アメリカという広大な土地それぞれに住む子供達のリアルなインタビューを映画に落とし込むだけでも深く充実感のある内容なのに、そこに家族愛もぶち込むという。家族愛といっても、そんな簡単なものではないけれども。
ジェシー、この数日間は一生記憶に刻まれたんだろうな。
モノクロだからこそのキリッとしたアメリカ主要都市の街並みもとてもカッコよかった。