9歳の甥を預かることになったラジオジャーナリスト。同じ時を過ごして行く内に芽生える絆や関係性を描いていく。
全体を通して暖かくも哀しい様な映画だった。子供たちに未来について尋ねるシーンで
未来への希望、社会や大人への不満が痛烈で
心に突きつけられるものがあった。
人はお互いを理解出来ないし、理解しようと思っても出来ない。でも、人は孤独に弱く
お互いを必要として生きている。
どうして怒るのか。笑った方が幸せだ。
人と話すのが怖い。何を言うか分からないから。
「未来は思ったことは絶対に起きない。
思ってもみない様な事が起きる。
だから先に進むしかない、先へ。」
このセリフに尽きると思う。