「クソ人生にようこそ 誰もわからない、子供にどう接するか」すごく泣いた。白黒映画を自主的に観たのは初めてだったのだけど、色があるよりも記号的で視覚情報というより元々頭の中にあったみたいに感じるし、色から受ける刺激を排除して出来事だけから感情を受け取れるのいいなーと思った。9歳の子と過ごしたこと、君は思い出せなくなる、と切なくなるのは本当にそうで、でもそれを9歳の時に言われると心外なのもよくわかる。君は思い出せなくなる、に録音がなぜクールかの話が効いてくるの最高だった。子供っていうのは本当に大変で私も妹をなだめたり叱ったり褒めたり理解があるような口振りで連れ出して学校に行かせようとしてうまくいったりかえって困らされたりしてたけどああいう微妙な向き合い方の言語化できない張り詰めた誠実さが全部出ててめちゃくちゃ良い映画だった
