母親による育児放棄＆虐待。
死んだ目の一果。
「あんたのために」という言葉は
「あんたのせいで」という言葉になり突き刺さる。
一果は自傷行為をするほど内側が壊れていた。
内側が枯渇していたのは
凪沙もりんもそうだった。
同じ傷が傷を引き寄せあい
お互いを慰め合う。
バレエの世界で
自らを開花させていく一果は
希望そのもので
凪沙にも勇気を与えた。
けれど、生みの親にはかなわない。
身体にメスを入れても
女性として生きていけない。
手術の後遺症が痛々しくて辛かった。
草彅くんの演技力
草彅くん自身のスクリーン上での存在感に
本当に感動した。
