★辛く哀しい愛の物語★
親にも自分がトランスジェンダーということを隠し、孤独に生きる凪沙と、
育児放棄をうけていた姪、一果の物語。
一果は親元を離れて凪沙やバレエ教室の人たちと関わることで徐々に自分の意思や感情を取り戻していき、
凪沙はそんな一果を救うことで自分も救われていって…
そんな二人の関係は、共依存かもしれないけど優しくて、観ていて温かい気持ちになりました。
辛い思いをしているシーンが多くて心が痛かったけど、それでも堂々と背筋を伸ばす凪沙が素敵でした。
心にずしっとくる重たいラストでしたが、
観てよかったと思える作品。