このレビューはネタバレを含みます
みにくいアヒルの子を観てる気分でこんな話なのかな〜っと思ってたら急にミリオンダラー・ベイビーになったような感覚。
えぇ〜...そんな重くなっちゃうのって。 努力が報われる場面もあるし、基本的にはいい話なんだけど、温かな部分とそうでない部分の落差があり過ぎて、皆一果以外の存在は好きじゃないのかな？と思えるような扱いであった。
それにしても、一果役の子の存在感は凄過ぎる。
まだ新人だというけど、映画の最初はそれこそめちゃくちゃ芋っぽいのに、バレエを始めてからはみるみる可愛くなっていくし、まさに原石が磨かれていくような過程に立ち会ったかのような衝撃を受けた。
草彅剛も半端ない存在感なのに、それすらも飲み込んでしまうくらいの演技であったと思う。
