羽
公開当時から話題になっていて気になっていた本作。
おすすめされてついに見た。
序盤から、それぞれの事情で生きづらさを感じる登場人物たちに痛いくらい感情移入してしまい、胸が苦しい思いをしながら見ていた、、、
だからこそ、彼らが嬉しそうにしていると、楽しそうな時間を過ごしていると自分もそうなった。
ただ一筋縄ではいかない現実に振り回される彼らと比例して自分の感情もジェットコースターのように上下した。
胸が痛くなるからもう二度とは見れないだろうけど、この強い痛みは自分のやさしさを映しているようで、自分は映画の中の理解がないやつらとは違うんだと思ってしまって、なんだかそれは正しくない気がして複雑になる。
鑑賞後調べる中で見つけた、トランスジェンダーを消費していないかという指摘は一理あるものの、これだけ感情が動かされる体験をしたのは久しぶりだった。
この色んな感情が入り混じった余韻を味わいながら書いているこのレビューはきっとまとまりがないと思う🙍♂️
