このレビューはネタバレを含みます
久しぶりの映画館にて鑑賞。
一果のバレエシーンがもの凄く美しい。体の柔らかさは同じ人間かと思うほど感嘆し、引き込まれました。
草彅剛さん演じる凪沙も素晴らしかったです。
泣くシーンの鼻水は正直ウゲェーって感じましたが、その後のもの哀しさの表情はグッとくるものがありました。
まだまだ私の生きる時代、世界ではトランスジェンダーに理解が乏しく生きづらさや、息苦しさを感じながら生きてる人がいる。
アイデンティティーなのに受け入れられない辛さが苦しいほどに凪沙や、みづきを通して伝わりました。
虐待を受けた一果、トランスジェンダーの凪沙、そんな二人を通して自分はどう在りたいのか、生きたいのか、生きていくのかをも感じられた映画でした。
エンドロール後の二人寄り添うシーンが良かったです。