まめだいふく

天才ヴァイオリニストと消えた旋律のまめだいふくのレビュー・感想・評価

3.0
 「僕の場合 イビキも名曲さ 音楽家だからね」

 天才と凡人の友情。
 コンサートのドタキャン。
 35年後に明らかになる真実。

 公開時の触れ込みは『極上の音楽ミステリー』。まあ、わずかな手掛かりから、細い糸を手繰るように、行方不明になった親友の元へと少しずつ近づいていく流れはミステリーっぽくはあるけれど、ジャンルとしてはヒューマンドラマ。これは邦題が悪い。因みに原題の意味はドタキャンの真相と共に終盤に分かる。

 宗教と信仰心が絡んでくるので、個人的には少々とっつきにくかった。
 音楽は聴きごたえあり。
まめだいふく

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