登場人物全員気持ち悪い。
いやそりゃさあ主人公や犯人の彼女の置かれた境遇は
同情以外せざるをえない状況だけど
出てくる登場人物揃いも揃って気持ち悪いし
主人公のトラウマを優しく優しく受け入れる旦那も
描かれるトラウマに対して理想的過ぎるよね。
あまりに都合の良過ぎる帰着こそが最も気持ち悪い。
いや散髪シーンが一番気持ち悪いかも。
いや中村倫也演じる迦葉そのものが気持ち悪いかも。
なんか良い話風に収まってるけどさあ。
ミステリー・サスペンス部分も壊滅的。
明かされる真相もいやそうはならんでしょという体勢だし
劇中終始口をつぐんでいた登場人物達が
終盤の法廷でベラベラと証言を始める都合の良い展開。
主人公のトラウマ話、大学生時代の話を長々やるくらいなら
そこの人物の心理の転換を丁寧に描くべき。
あんな挿入歌２度も流してなんかないで
もっと描くべき事項はたくさんあったんだよ。
芳根京子と木村佳乃は素晴らしい。
北川景子は割とStickだと思う。
