そば茶

由宇子の天秤のそば茶のレビュー・感想・評価

由宇子の天秤(2020年製作の映画)
4.9
映画ってすごいと思わせてくれた作品。長いし、好みじゃないかもな…と思いつつ観に行ったけど、気づいたら熱中して観ていて、あっという間に終わった。すごい体験をしたと思えた。

登場人物たちのそれぞれの思いや、苦しさ、葛藤に、のめり込むように観ていた。

もし自分が由宇子の立場だったら、どうしていただろう。

並行して進む由宇子に関わる2つのストーリーと、そこに関わる人たちの人生が、由宇子にも、観る人にも、たくさんのことを問いかけている。


正しさとは?誠実さとは?真実とは?加害者と被害者以外の正義感の意味は?そういったことを考えていくと頭がパンクしそうになるくらい、濃密な内容だった。


加害者のお母さんの家、特に貼り紙に胸がギュッと締め付けられた。
そば茶

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